鑑賞の生理

池端邦輔 (いけばたくにすけ)

美と陶酔、感性と悟性の関係を、
医師が大脳生理学的に考察した画期的な美術解説書。

美に酔うとき、心身に何が生起しているのだろうか。美の受用によって生じるのは、まず快感である。眼や耳といった受容器としての感覚器官から大脳に美に対する快の感覚を伝える情報伝達物質が、その過程においてはたらくと考えられる。美への陶酔は、強い快の感覚が神経伝達物質によって大脳に伝わる。そのことによって起きる大脳生理学的現象ではないか、と私は考えている。

定価:2,310円 (本体 2,100円)

判型:A5上

ページ数:416

発刊日:2025/10/15

ISBN:978-4-286-26575-9

ジャンル:芸術・芸能・スポーツ・サブカルチャー > 芸術・芸能 > 美術・芸術

著者プロフィール

1946年、大分県生まれ。
徳島大学医学部卒、内科(循環器)医として、徳島、和歌山、京都などで勤務医を続ける。
四十歳から油彩画を始め、四十四歳から非常勤とし、徐々に画業に重心を移し、ボヘミアンと、あたたかく揶揄されながら、京都、東京、神戸などで個展を開いてきた。
現在は滋賀県に居住。

※この情報は、2025年10月時点のものです。

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