遥かなる笛吹峠

小原ゆい (おばらゆい)

変わりゆく「家族」の形を、
花巻・遠野の自然を背景に描き出した、新たな民俗物語。

さきの大戦、戦後復興、高度成長、バブル崩壊、東日本大震災、コロナ禍…大正に生まれ、昭和平成を生き抜き、令和に死んだ一人の男。その94年の激動の生涯を中心に、彼と関わった人々、前後五世代が複雑な関係と感情を絡み合わせながら紡ぐ物語。冒頭『遠野物語拾遺』で語る笛吹峠の名の由来、譚──笛を吹きつつ火中で死んだ継子伝説が、終始作品に翳を射し、人間の根深い業を暗示する。

定価:1,320円 (本体 1,200円)

判型:四六並

ページ数:180

発刊日:2025/10/15

ISBN:978-4-286-26647-3

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > その他

著者プロフィール

1964年岩手県遠野市(旧宮守村)出身
宮城学院女子大学日本文学科卒業 大学卒業後、花巻市・一関市・石越町で中学教師として10年間勤務
その後、難病の長女の介護のため退職
現在、3人の子育てを終えた主婦
2012年より「ログハウス」というブログで、映画や音楽等の感想日記を公開中

※この情報は、2025年10月時点のものです。

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