おちばはき
風に舞う落ち葉と命の営みを知る、
和尚と小僧の対話で綴る、山里の秋の静かな絵本。
村はずれの小さな寺で、小僧が境内の落ち葉を掃く。風が吹けばまた散り、ため息がこぼれる。そこへ和尚が現れ、春夏秋冬の巡りと命の強さを語る。葉は夏に光を受け木の『かて』となり、役目を終えて色づき、枝を離れる。焚き火でさつまいもを焼き、笑い声がひびく夕暮れ、カラスは山のねぐらへ帰る。修行の身はつらいが、季節といのちをいとおしむ心を育む、静かな寺の秋の絵本。
定価:1,100円 (本体 1,000円)
判型:A5並
ページ数:16
発刊日:2025/11/15
ISBN:978-4-286-26738-8
ジャンル:童話・絵本・漫画・画集・写真集 > 童話・絵本・漫画 > 絵本







