仮面から地球の“すがた”が見える 【第二巻】 仮面からヨーロッパのかたちが見える
ヨーロッパ「地球征服」の歩みをたどる
小笠原弘三
(おがさわらこうぞう)
民族間の戦い、文明の発達など、
ヨーロッパの歴史は世界史の主役、仮面の歴史でもある。
第一話 古代地中海 光芒の歴史をたどる/第二話 ヨーロッパ文明の基層をさぐる/第三話 西ヨーロッパ誕生/第四話 仮面から中世ヨーロッパの原風景が見えた/第五話 近世への扉を開いた=近代小氷期/第六話 ヨーロッパ「地球征服」の時代へ/ 第七話 東欧スラヴの歴史や信仰をたどる(もくじより)……膨大な資料と取材から、ヨーロッパの歴史、気候変動、文明の発達などと「仮面」との関わり合いを探った一冊。
定価:1,980円 (本体 1,800円)
判型:四六並
ページ数:492
発刊日:2025/10/15
ISBN:978-4-286-26895-8
ジャンル:歴史・戦記 > 歴史 > 歴史 (海外)
著者プロフィール
1946年、秋田県に生まれる。
東北大学工学部卒業、大手自動車部品会社に入社。
一貫して新規事業分野を担当し開発・製造・営業に従事し、様々な商品は国内・海外のユーザーに納入させていただく。
産業廃棄物焼却装置(本田技研など)、省エネ電気加熱炉(新光電工など)、半導体製造機器(東京エレクトロンなど)、排ガス浄化装置(キャタピラー社など)、EMC電波暗室(村田製作所、サムソンなど)。
2006年、上記事業をベースに、子会社のベンチャー企業を創設。
リケン環境システムの創業社長として奔走し、2013年退任。
■日本仮面研究会での活動
1981年 日本仮面研究会の設立に参加。現在は第4代会長。
1991年 仮面展「民族のこころMask of the world」(於:銀座ミキモトホール)。
1992年 「仮面は世界人─仮面から私たちの地球が見える─」でJTクロスカルチャー大賞・佳作を受賞。
1996年 仮面展「仮面てなんだろう?」(於:高木盆栽美術館)。
2001年 20周年記念誌を出版(『20年の歩み』東峰書房)。
■仮面文化の研究で80余国を旅し、傍らスケッチを描いた
2020年 水彩画個展「世界を描く〜クニと暮らしを辿って〜」
●サクラモヒラ講演会「地球ダイバーシティ〈神話・信仰・民族・くらし〉」
2023年から、ほぼ毎月、地元大宮のギャラリーで行っている。
アフリカの一万年物語〈豊穣なるアフリカを知る旅〉全4回。
“新世界”のかたちを探る旅 全7回。
その他、時世に合わせたテーマで。
■主な著書
『ユーラシア時空の旅』(文芸社、2004年)
『仮面に見るホモ・サピエンス前史』(文芸社、2022年)
『蒼い軌跡』(共著、東北大学出版会、2009年
水彩画集『世界を描く─クニと暮らしを辿って─』(自主出版、2020年)
※この情報は、2025年10月時点のものです。