明けない夜はない

佐藤尚美 (さとうなおみ)

中途失明者の著者が、暗黒の時代を経て、
新たな生きがいを見つけるまでを描いた自伝。

持病の糖尿病に起因して40代で失明した著者は、突然見えなくなったことでふさぎ込み、家から出ない生活を続けていた。しかしやがて周囲の人の働きかけで外の世界への興味を取り戻し、生きがいがほしいと思うようになる。そんな時、市の広報誌で障がい者のアメリカ姉妹都市への福祉視察の公募を知って……。視力障がい者として三十五年。前を向いてチャレンジを続ける女性の自伝。

定価:1,430円 (本体 1,300円)

判型:四六上

ページ数:168

発刊日:2023/01/15

ISBN:978-4-286-27023-4

ジャンル:伝記・半生記 > 半生記

著者プロフィール

昭和21年生まれ、福岡県出身。
昭和40年 福岡県立中央高校卒業後、日本電信電話公社(NTT)入社。
昭和44年 企業内研修機関、中央電気通信学園大学部卒業。
平成元年 企業通信システム本部金融システム担当課長在職中に失明。
失明後7年間の引きこもりを経験。
家族の温かい愛、お隣の奥様や地域の人、ボランティアの人々の励ましと支えを得て徐々に外へ。
平成8年 浦安市の障害者アメリカ研修旅行に参加。
バークレイのCIL(自立生活支援センター)訪問時、センター所長と話す中で、「障がい者の自立とは何か」を諭され、再び社会で人のために何かできると勇気づけられた。
帰国後、浦安市に視覚障がい者の会(トパーズクラブ)設立。
障がい者異文化交流の会(ジュエリーボックス)、障がい者文芸クラブ(サファイアペンクラブ)を相次いで設立。
平成15年 訪問介護事業・エメラルドサポート株式会社設立。
「人は生まれながらにして、一粒の宝石である。個性を輝かせて生きていこう」との考えから、各グループや会社名に宝石の名を冠している。

■著書
『かれいどすこうぷ 眼科病棟にて』(文芸社、2022年)
『明けない夜はない』(文芸社、2022年)

※この情報は、2023年1月時点のものです。

メディア情報

  • 新聞

    2023年02月19日

    毎日新聞」で紹介されました。

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