「毒矢」と「幸矢」
昭和四十年代、地方の高校で弓道に励む若者が
人々との出会いを通じ成長する青春小説。
主人公は中学の時に流鏑馬を経験し、高校では弓道部に入った。熱心に取り組んでいたところ、顧問から同学年の未熟な部員を退部させるように圧力をかけられた。それを拒否したところ、顧問から疎まれるようになり、転校するにいたった。しかし、次の転校先の学校でも、色々な試練が待ち受けていた。昭和四十年代の地方を舞台に、若者が人々との出会いを通じ、己の道を模索する青春小説。







