フリムン徳さんの波瀾万丈記
「絶対、諦めない」をモットーに逆境を
乗り越えてきたエネルギッシュな半生記。
「フリムン」とは鹿児島県喜界島の方言で、後先を考えないで行動する人、かわいらしいアホ、憎めないバカ──などの意。昭和18年、その喜界島で産声を上げた“フリムン徳さん”は、あるときは保険外交員、あるときは露天でタタキ売り、少しもうかって南米パラグアイへ飛んで開拓農民を。かと思えば、今度はロスアンジェルスで大工、溶接業に従事! 「喰いついたらハナレナイ」生き方で、どんな苦難もたくましく乗り越えてきた男・徳さんが綴った、パワフルでエネルギッシュな感動の半生記。