君の声が聞こえる

篠澤明美 (しのざわあけみ)

瑞輝へ──。助けてあげられなくて、本当にごめんね。
息子を練炭自殺で喪った母の手記。

ある朝、駐車場の車の中で冷たくなった息子を見つけた母。助手席には練炭と薬の山。そう、“まさか”のことが起きてしまったのだ──。幼少期から快活だった息子をいつの間にか襲っていた“うつ”。でも家族には病気との闘い方がわからず、ただ見守るしかなかった。抉られるような悲しみを超え“息子と同じように苦しんでいる方の気持ちが少しでも和らぎますように”との祈りで綴る手記。

定価:1,210円 (本体 1,100円)

判型:四六上

ページ数:156

発刊日:2012/08/15

ISBN:978-4-286-12338-7

ジャンル:小説・エッセイ > エッセイ > その他

著者プロフィール

1954年、埼玉県出身、東京都在住。
介護老人福祉施設で介護職員として勤務。

※この情報は、2012年8月時点のものです。

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