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書籍詳細：【文庫】おまけの人生

【文庫】おまけの人生

本川達雄（もとかわたつお）

日本の男女の平均寿命は80歳以上だ。
「ゾウの時間ネズミの時間」の著者の超人生論。

スピード至上主義の始原をニュートンに遡り、貨幣万能主義と数字万能主義の功罪を問い、善く生きるヒントを道元の『正法眼蔵』の中に、時間を物理的にではなく、生物的と捉える視点を探る。現代社会を生物学の視点から縦横無尽に斬る、『ゾウの時間ネズミの時間』著者待望のエッセイの文庫版。「ゆっくりの老後たのしむ」ための生き方を伝授する！

定価：660円 (本体 600円)

判型：A6並

ページ数：216

発刊日：2014/10/15

ISBN：978-4-286-15831-0

ジャンル：小説・エッセイ > エッセイ > 日常

著者プロフィール

1948年仙台生まれ。
東京大学理学部生物学科（動物学）卒。
琉球大学助教授など経て、東京工業大学大学院生命理工学研究科教授。
東京工業大学名誉教授。
専門は生物学。
棘皮（きょくひ）動物（ナマコ、ウニ、ヒトデ、ウミユリ）の硬さの変わる結合組織の研究や、サイズの生物学の研究をする一方、それをとおして、彼らがどんな独自の世界をつくりあげているかを理解しようと努めている。
1992年に出版した『ゾウの時間ネズミの時間』（中公新書）は82万部のベストセラーに。
『「長生き」が地球を滅ぼす』（文芸社文庫）は「エネルギーと老い」の問題に迫る画期的生物論である。

※この情報は、2014年10月時点のものです。