徳川宗春伝
名古屋に日本一の繁栄をもたらした名君
江戸時代、第七代尾張藩主・徳川宗春の功績を描いた物語。
コミックと充実の資料編収録。
第八代将軍・徳川吉宗と同時代を駆け抜けた尾張の藩主は、「大きな愛情と広い寛容な心を大切にする慈と忍の殿様」であった。幕府の推し進める緊縮財政は「庶民の元気がなくなる」と京都の次に碁盤割りの町を名古屋につくった徳川家康の財政を受け継ぎ、規制緩和策を推進し、産業文化の保護・育成を行った。威風堂々としたその生涯を収めた一冊。迫力満点のコミックと、資料編を収録。