洪水の前

〜ある選帝侯の青い花〜

流音杏樹 (るねあんじゅ)

14世紀のドイツを舞台に、
選帝侯の苦悩と戸惑いと生き方を模索する様を描いた物語。

選帝侯とは、神聖ローマ帝国の君主ローマ王を選定する権限を持つ諸侯のことである。本書は、中世ドイツを舞台に、独身である選帝侯ヘルムートが結婚に苦悩し、異端宗教への思いに戸惑いながら、公人としての生き方を模索する様を、花を追う物語として描いた作品。散策中に見つけた青い花がヘルムートの記憶に深く刻まれ、いつしか手に入れたいと願い続ける唯一のものとなっていく──。

希望小売価格:1,540円 (本体 1,400円)

ページ数:172

発売日:2025/05/01

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > その他

著者プロフィール

1963年生まれ。
神奈川県出身。
高校演劇で脚本を手掛ける。
小説も書き始め、編集アシスタントを経て自費出版を刊行。

■著書
『愛の罪』(2008年、文芸社)

※この情報は、2018年10月時点のものです。

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