「少国民」昭子の戦争

宮田玲子 (みやたれいこ)

自分の目で戦争を見つめ、
お国のためにつくす少国民であることをやめた少女の物語。

燃えあがる東京の空を睨みながら、昭子は心に決めていた。1944年11月29日から30日未明にかけての東京初の夜間空襲。この夜を境に、昭子は「お国のためにつくす」「少国民」であることを密かにやめた。戦争とは、出征して戦地で死ぬことになるおとなにつづいて、少国民も爆撃を受けて死ぬということだったのだ。昭子はやっとこのことがわかった。

定価:1,100円 (本体 1,000円)

判型:四六並

ページ数:108

発刊日:2019/08/15

ISBN:978-4-286-20786-5

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > 歴史

著者プロフィール

1935年生まれ。
千葉県出身、在住。
証券会社勤務を経て、公立小中学校教諭として定年まで千葉県内の市町に勤務。

■著書
『絵日記にみる「少国民」昭子』(2005年、草の根出版会)
『鎮魂 崩れ去りし家族・失われし故郷に』(科田玲子名義、2015年、文芸社)

※この情報は、2019年8月時点のものです。

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