横田めぐみさんから届いた「命の手紙」
著者が教員生活の大半を費やしてきた、
拉致問題と教育問題への取り組みを綴る一冊。
拉致問題が発生してから、40年近くが経った。しかし、問題は解決どころか、5人の拉致被害者が帰国した時点から一歩も進展がない。筆者は勤務する中学校の生徒たちに働きかけ、拉致問題解決への啓蒙に努めてきた。生徒たちもそれに応え、拉致された横田めぐみさんへの励ましやめぐみさんに成りかかわって帰国を願う手紙を書いて、世に訴えてきた。その取り組みの成果を綴る一冊。