戦争を知らない大人たち
家族、友人、社会。
平和な世界の人々とのユーモアあるやりとりを綴ったエッセイ。
貧困のどん底を見てきたからこそ、現在の豊かさに対する感謝がある。今も世界のどこかで戦争があり、戦争孤児の悲痛な叫びが聞こえてくるが、この苦しみは終戦後の日本そのものであった。(中略)現在の豊かさに目を見張る思いである。(「誇り高き貧困」より)──戦争体験者でもある著者から見た、平和な世の中の個性的な人々とのユーモアあるやりとりを綴ったエッセイ。