怨念を霊場・熊野に捨てて

那須正治 (なすまさはる)

熊野を舞台に、大財閥の創業者一族の、
後継をめぐる謀略の顛末を描くミステリー。

一大コンツェルンの創業者一族を襲った悲劇とは──。会社の実権を握るという果てしなき野心にとりつかれた創業者の子供たちの欲望・怨念は、親子・夫婦の絆に亀裂を入れ、人間の業は家族を翻弄する。そして一族の行く末に懊悩する創始者が止むを得ず採った最終手段とは? 熊野の清涼感溢れる風景のもとで繰り広げられた、大財閥創業者一族の後継争いの顛末を描くミステリー。

定価:1,540円 (本体 1,400円)

判型:四六並

ページ数:232

発刊日:2023/09/15

ISBN:978-4-286-24389-4

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > ミステリー

著者プロフィール

和歌山県田辺市出身。
慶應義塾大学法学部卒業。
国立和歌山大学経済学部修士課程修了。
和歌山県職員、団体役員を経て、現在は野菜農業に従事。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の解説を担当する「紀州語り部」として活動。

■著書
『僕はガンに勝った ガン告知を受けてから』(2003年 健友館)
『認知症が治った』(2021年 文芸社)

※この情報は、2023年9月時点のものです。

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