四日市港ができるまで

─四日市港の父・稲葉三右衛門と修築事業─

石原佳樹 (いしはらよしき)

稲葉三右衛門の四日市港修築事業は事実だったのか?
歴史の定説に異議を唱える論考。

三重県四日市市では、稲葉三右衛門は四日市港の父として有名です。私財を投じ、多くの困難を乗り越えて港を完成させ、公共の利益のために尽くしたというイメージは百数十年経った今もなお語り継がれています。本書では歴史資料にもとづきながら四日市港修築事業について話したいと思います。読者のみなさんはこれまで伝えられてきた歴史と違うことに違和感を覚えるのではないでしょうか。

定価:1,540円 (本体 1,400円)

判型:A5並

ページ数:144

発刊日:2023/10/15

ISBN:978-4-286-24616-1

ジャンル:歴史・戦記 > 歴史 > 歴史 (日本)

お知らせ

本書の一部に誤りがございます。
p.4の6-7行目「三重県史 通史編 近代1」を「三重県史 通史編 近現代1」に訂正。
p.49の6行目「八四年一月」を「七四年一月」に訂正。
p.122の10行目「一八九六(明治二九)年 伊勢精米合資会社 稲葉町」を削除。
訂正してお詫び申し上げます。

著者プロフィール

1970年、愛知県生まれ、三重県出身。
新潟大学人文学部卒。
1994年4月、三重県立菰野高等学校に地理歴史科の教諭として勤務。
2001年4月、三重県職員として三重県環境生活部文化振興課県史編さん班に勤務。
2020年4月、三重県立北星高等学校(通信制)の地理歴史科教諭として現在に至る。
共著として、毎日新聞社津支局編/三重県史編さんグループ著『発見!三重の歴史』(新人物往来社、2006年)、毎日新聞社津支局編/三重県史編さんグループ著『続 発見!三重の歴史』(新人物往来社、2008年)、毎日新聞社津支局編/三重県史編さんグループ・三重県立博物館学芸員著『新視点 三重県の歴史』(山川出版社、2013年)、毎日新聞社津支局編/三重県総合博物館学芸員・三重県史編さん班著『続新視点 三重県の歴史』(山川出版社、2014年)がある。

※この情報は、2023年10月時点のものです。

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