三島由紀夫の死の謎を解く

中西武良 (なかにしたけよし)

「つき物」から解き明かす
三島由紀夫の死に隠された真相と彼の実像。

三島由紀夫の死生観を解明し、その死の謎について長年研究してきた著者による意欲作。著者は、「極端なもの同士を、おのおの反対の極から引き寄せて結ばなければならぬ」という三島由紀夫の言葉を通して、自分の中にある知的なものとその対極にある痴的なものを書くことが彼の文学だったと考えた。三島由紀夫の隠された一面を解き明かし、彼の実像に迫った文学論とも言える。

定価:990円 (本体 900円)

判型:四六並

ページ数:124

発刊日:2024/08/15

ISBN:978-4-286-25527-9

ジャンル:小説・エッセイ > エッセイ > 社会

著者プロフィール

昭和26年松阪市に生まれる。
商業高校を経てスピーカー工場等に勤務、現在に至る。

■著書
『肉体の言葉を探して』(文芸社、2021年)

※この情報は、2024年8月時点のものです。

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