詩集 愛器知?

─深く大きく広く

縄文杉太郎 (じょうもんすぎたろう)

愛器知、
それらの概念を認識させるべく編んだ作品。

少年少女には、夢とそれを叶えるための「尋(じん)」がある。それは志=夢へ向かうヴェクトル、その現実的社会的な力を増強するための人格的力=愛器知を深く大きく広くせんことを求めてゆく「尋」。君たち若者の使命、mission。それは、taongaによる受苦、passion。愛器知を尋ね理想の人物になる夢。本詩集では、愛器知育成の軌跡をシャキっとして吐露したい。

定価:880円 (本体 800円)

判型:A6並

ページ数:250

発刊日:2024/11/15

ISBN:978-4-286-25926-0

ジャンル:詩集・俳句・短歌 > 詩集 > その他

著者プロフィール

著者は、知の幻覚の色を赤(共産主義)緑(環境主義)白(近代医療)に変えてきた。
赤から有機農業運動へ、反公害までは良かったが嘘の地球環境保全のUNの緑へと2色に、さらに白衣にも騙され、これら3色の羊皮の中身の狼たるを知り自己「解体」、「無知の涙」[永山則夫]を流して幾星霜、早や「後がない」[きみまろ]し海図もない後期高齢者。
詩作の基盤(アイデンティティ)=器は、自然環境たる広島西北部の出生地T盆地の六境、これは古里内外の母校や住宅や出勤先とともに拡張。
15歳、航海に憧れたが、商船高に進まず、広島市内の被爆校へ。
18歳、中也の「故郷」の石碑[小林秀雄筆]や山頭火の句碑のある山口市のザビエル教会の麓の7年間の旧高商、途中1年2か月の巣鴨プリズン。
25歳、武蔵野丘陵の11年間の大学院、終盤、妻の実家の横浜市へ。
36歳、福岡市内29年間の勤務校へ。
65歳、実質上の解雇。
ご迷惑はかけたが、そのお陰で「転」じ、文芸社の岩田勇人さんとVirtualに出会い、Realの本詩集と前作の『八月、消えずの火』を出版できた。
心の器は、怨(おん)→隠(おん)→恩(おん)を遍路。
知は、家族からのmeme(文化遺伝子)、T青年会館での髭面で頬擦りする父(杉太郎に木目と鉋の音の美しさを教えた家具の指物師)の膝の上から観た旅芸人の芝居、浄土真宗の日曜学校、クリスチャンの保育園長兼孤児院長の存在、『まごころ』や『法話漫画(含む『恩讐の彼方に』、『山椒大夫』)』等の著書から。
愛は、T村の小学校理科室のホルマリン漬けの胎児、被爆体験談、芝居の浪士、村の復員兵の連隊旗や特攻隊物語、ラジオの鈴之助から学んだ。
詩作の原動力は亡びの美学(山崎博昭・樺美智子・三島由紀夫)である。

※この情報は、2024年11月時点のものです。

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