言葉によって
地に足をつけて暮らす著者が、
文学に親しむ中で得た文学人生の集大成ともいえる作品集。
特別の思いを込めた詩・定型詩をはじめ、独自の視点による近代文学への考察、地元の地名についての見解などの多様なエッセイ、弘前に長く暮らしていた民俗学の祖、菅江真澄への大胆な仮説を元にした小説…。言葉に取り憑かれた男が、おのが血で書き上げた、魂の一書をここに上梓する。地元、弘前で地に足をつけて暮らす著者が、文学に親しむ中で得た、文学人生の集大成ともいえる作品集。