最期の「ありがとう」

緑川葉子 (みどりかわようこ)

母は私のことを本当に認めてはくれなかった。
でも、最期に聞けた、「ありがとう」って。

母から認められるために、私はずっと無理をして喜ばれようとしていた。でも、あるとき、それをやめた。肉親である母は私のことを否定したが、相談員として耳を傾ける私は電話の向こうの人に「ありがとう」と言われる。私のほうこそ「ありがとう」なのだ。母に愛されなかった心の傷を、他人からの「ありがとう」で補っていた……。母親との関係を中心に家族を描いたエッセイ。

定価:1,100円 (本体 1,000円)

判型:四六並

ページ数:88

発刊日:2025/05/15

ISBN:978-4-286-26478-3

ジャンル:小説・エッセイ > エッセイ > 日常

著者プロフィール

1953年東京生まれ。
都立駒場高校卒業、成蹊大学中退。
CBSソニー経理課勤務後、千葉いのちの電話相談員を務める。
アイムパーソナルカレッジカウンセリング科卒業。
NPO法人ファミリーカウンセリングサービス卒業。
公団住宅管理事務所窓口業務に従事。
趣味はピアノ、アクアビクス、ズンバ。

※この情報は、2025年5月時点のものです。

書籍を購入

  • Amazonで購入
  • e-honで購入
  • セブンネットで購入
  • Honya Clubで購入
  • 紀伊國屋書店で購入

上記ストアの一部は、アフィリエイトプログラムを利用し書籍購入ページのリンクを紹介しています。

上記は文芸社の書籍を取り扱う主な書店の一例です。
いずれの作品も全国の各書店実店舗にてご注文いただけるほか、ブックサービスでは下記の方法でもご注文ができます。

  • ・電話注文:
    0120-29-9625
  • ・FAX注文:
    0120-29-9635
    (24時間受付)

PAGE TOP