ホーム
書籍案内
書籍詳細：冥官小野篁

冥官小野篁

─『大怨霊橘逸勢』を裁く─

与毛星和（よもほしかず）

時は平安時代、あの世と現世を往来したとされる
伝説の男・小野篁の事件簿〈第2弾〉！

時は平安時代、あの世と現世を往来したとされる伝説の男・小野篁の事件簿〈第2弾〉！今回は藤原北家による初の他氏排斥事件とされる平安初期に朝廷を揺るがした「承和の変」がテーマ。謀反の汚名を着せられ、最下層の身分に落とされたまま無念の死を迎えた学者貴族・橘逸勢は果たして冤罪だったのか？冥界における裁判に挑んだ小野篁の活躍を描く。

定価：1,650円 (本体 1,500円)

判型：四六上

ページ数：272

発刊日：2025/05/15

ISBN：978-4-286-26489-9

ジャンル：小説・エッセイ > 小説 > 歴史

著者プロフィール

1950年鳥取県生まれ。
京都府在住。
京都大学文学部西洋史学科卒業。
化学会社、外資系企業、ベンチャー企業などのサラリーマン生活を経て、2005年に帰郷。
母の介護の傍ら執筆を始める。
安堂虎夫の筆名で『神隠し異聞「王子路考」』を書き、第9回北区内田康夫ミステリー文学賞を受賞。
同筆名の作品として『三人目の客』『縞小袖裏見之深川』がある。

■著書
『冥官小野篁─浦嶋子伝説と真井御前─』（2016年、文芸社）

※この情報は、2025年5月時点のものです。