盲導犬訓練士 河西 光
─サーブを育てた訓練士─
盲導犬育成と「ほじょ犬法」制定に心を砕いた
訓練士の生き様を描いたドキュメント。
盲導犬が、いまだ一般的でなかった昭和の時代、世田谷で盲導犬訓練士を目指し奮闘する若者たちがいた。後に主人をかばい、三本足となった盲導犬サーブを育てた訓練士・河西光もその一人だった。盲導犬育成という困難な道を切り拓いた、河西の生い立ちと当時の社会情勢、そして彼が育てた後進の盲導犬訓練士たちの姿にも迫った、充実のドキュメンタリー。