自虐伝「死ぬまで生きたい」 ─昭和編
主人公・七海渉が昭和という激動の時代に揉まれながら
成長していく様子を描いた小説作品。
「渉は大学を卒業して、本来の『夢や希望』は一旦、大切な記憶の箱の中にしまい、現実を直視せざるを得なくなった。当時の就職戦線はそれほど過酷だった。渉が就職した1977年の翌年から、一変して大手企業が一般公募を再開すると分かっていたら──」。主人公・七海渉が昭和という激動の時代に揉まれながら成長していく様子を描いた小説作品。