花の行方

河相洌 (かわいきよし)

戦前から戦後の時代のうねりに翻弄されながらも
懸命に生きた日本人達の姿を活写した小説。

少壮の外交官中山武は、上海総領事館、総領事として赴任した。彼は高等文官試験に合格してから外務省に入り、将来を嘱望されるエリート官僚であった──主人公を一人に定めず、一つの家族、そしてその家族と所縁のある人々とのドラマを重層的に描いた、奥行きのある群像劇。昭和初期から戦後の時代のうねりに翻弄されながらも懸命に生きた日本人達の姿を活写した小説。

定価:1,320円 (本体 1,200円)

判型:四六上

ページ数:136

発刊日:2023/01/15

ISBN:978-4-286-27039-5

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > その他

著者プロフィール

1927年カナダのバンクーバー市に生まれる。
1945年慶應義塾大学予科に入学するが、2年後失明のため中退。
1952年慶應義塾大学に復学。
1956年文学部哲学科卒業。
滋賀県立彦根盲学校教諭を経て、1960年静岡県立浜松盲学校に奉職。
1988年浜松盲学校を退職、現在に至る。
著書に『ぼくは盲導犬チャンピイ』(偕成社文庫)、『盲導犬・40年の旅─チャンピイ、ローザ、セリッサ』(偕成社)、『ほのかな灯火─或盲教師の生涯』『大きなチビ、ロイド─盲導犬になった子犬のものがたり』『花みずきの道』『回想のロイド』『想い出の糸』『妻・繰り返せぬ旅』『雲と遊ぶ少年』『青春の波濤』(以上 文芸社)がある。

※この情報は、2023年1月時点のものです。

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