持統天皇と藤原京のドラスチックな関係

─彼女はなぜ自分をアマテラスにしようとしたのか─

児玉敏昭 (こだまとしあき)

藤原京の中心人物・持統天皇を中心に五代の天皇の事績から、
戦略的意図を明らかにする。

著者のライフワークの集大成。飛鳥時代から奈良時代にかけての歴代天皇の事績を紹介し、その戦略的意図を明らかにする。特に持統天皇の事績を中心に、彼女が古代日本の神話を活用して権力の正当化を図り、孫の軽皇子(文武天皇)への皇位継承を実現する過程を詳細に分析。持統天皇の国家像が後の元明天皇の代で否定・破棄され、新たな律令国家体制へと移行する歴史的変遷も論じる。

定価:1,870円 (本体 1,700円)

判型:A5上

ページ数:296

発刊日:2025/11/15

ISBN:978-4-286-27208-5

ジャンル:小説・エッセイ > エッセイ > その他

著者プロフィール

1944年4月北海道に生まれる。
1968年3月、明治大学法学部法律学科を卒業。
会社勤務の最晩年に奈良大学の通信教育を受け、2013年3月に奈良大学文学部文化財歴史学科を卒業。
主な著書に『藤原宮と香具山の不思議 「藤原宮の御井の歌」とともに』(2015年 文芸社)、『『古事記』『日本書紀』の秘められた関係』(2017年 文芸社)、『藤原京は日本の原点だ「藤原宮の御井の歌」を読み解いて』(2018年 文芸社)、『『大和言葉』─あなどれない江戸時代の女性の教養書─』(2019年 文芸社)、『日本の基礎を創った持統と元明の女帝姉妹』(2022年 文芸社)、『柿本人麻呂の「かぎろひの歌」考─こうして素人でも『万葉集』を面白く読み解けた─』(2023年 文芸社)、『日本はなぜ幕末に欧米の植民地にされなかったのか─その理由─』(2025年 文芸社)がある。

※この情報は、2025年11月時点のものです。

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