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時空を超えた、しゃぼん玉
橋本ひろ実/郡山還
平和で穏やかな郡山市内で起きた、質店宝石強奪事件と警察官襲撃傷害事件。一見無関係に思えた二つの事件に、不思議な「しゃぼん玉」が一筋の光を見つける、ユーモア溢れる警察小説。また、闇社会からの誘惑に負けてしまい、一人の人生が大きく左右される姿も描いた、痛快群像劇。郡山還(著者の別名義)による、子どもたちへの詩と童話も収録。
ISBN:978-4-286-27605-2
定価:990円 (本体 900円)
発刊日:2026/05/15

不悉
原あきよし
愛知県豊岡市で発生した放火殺人事件。焼け跡から発見されたのは会社員・山田紀之の遺体だった。家族は離散、近隣との軋轢、怪我を境に変貌した生活。山田宅に出入りしていた女性の存在。そして容疑者として浮かんだ人物。捜査に臨む捜査一課係長・桑田は、聞込みと供述の綻びから少しずつ事件の輪郭を浮かび上がらせていく。だが、捜査の陰に思いがけない真実が…。異色の本格警察小説。
ISBN:978-4-286-27536-9
定価:880円 (本体 800円)
発刊日:2026/05/15

詩劇「テロリストのアリア」散稿
塩崎英彌
これは二〇二七年一月から二〇三〇年一二月まで兵庫県高砂市と東京都港区青山を舞台とした事件の詩劇を軸とする、亡んでいく者と生まれてきた者の物語である。事を中心として〈もの=言語〉を語る、叙事的な内容を旋律なしにことばを語ったものである。笑いの裏で人工想念、人工幻聴とともに皆殺しのテロルが始まっている。脳と脳を含む身体への操作、攻撃という妨害によって未完で公表。
ISBN:978-4-286-27303-7
定価:2,200円 (本体 2,000円)
発刊日:2026/05/07

殺人早春賦
氷鉋恵子
標高一三〇〇メートル、雪深い山の屋敷に住む野菊の前に、冬と春の境目になると必ず現れる正体不明の老人。「俺は死なん! 絶対に死なん!」叫びを残し、雪の中へ消える老人。しかし今年、その老人は死体となって発見される。静かに暮らす人々、語られぬ過去、そして消えない違和感。雪解けとともに、封じられていた真実が少しずつ姿を現していく…。
ISBN:978-4-286-27435-5
定価:770円 (本体 700円)
発刊日:2026/04/15

電子版あり
ブルーシート
宇都木ゆきひろ
「ブルーシート」が象徴する死と虚像。SNSの誹謗が若者を蝕む現代を舞台に、インフルエンサー・小百合、癌(がん)の天才少女・未羽、彼女を追う瞬が交錯する。デュルケムの『自殺論』を軸に、友情と復讐、心霊と社会批評が絡み合う衝撃のミステリー。井川の視点が最後に明かす意外な位相と、映画と現実が交差する構成で、現代の無責任な言葉がもたらす影響を鋭く問う。
ISBN:978-4-286-27522-2
定価:1,210円 (本体 1,100円)
発刊日:2026/03/15

POD書籍
刑事の記憶U 半落ち
島二郎
春のある日、若い女性の他殺体が発見される。被害者女性は27歳の未亡人。その下腹部には、包丁が深々と突き立てられていた。捜査上に浮上する容疑者の男たちと、次第に浮き彫りにされる被害者女性の生き様。そしてついに真実が明かされたはずであったが……。昭和・平成という時代を駆け抜けた熱い刑事たちの活躍を描いた「刑事の記憶」の第2弾。心の深淵をえぐる極上のミステリー。
ISBN:E10117
定価:2,310円 (本体 2,100円)
発刊日:2026/03/01

電子版あり
因果応報
瀧祐二
昭和30年代の港区白金を舞台に、社に祀られた不気味な大猿の木像を巡る因縁と祟りを描く。祖母と少年、老婆という三者の交錯する視点から、出生の奇禍、連続する怪異、復讐と報いの連鎖が半世紀を越えて現代に波及する様を格調高い文体で緻密に描写する。恐怖と機知、凄惨さとユーモアが混在し、虚構が読み手の現実感に食い込み、心に深い余韻を残す作品。
ISBN:978-4-286-27301-3
定価:990円 (本体 900円)
発刊日:2026/01/15

妻の肖像
石倉俊文
作風に迷いを覚えていたベテランカメラマンの私は、ある日、見も知らぬ老館主から写真館を継がないかと誘われ、逡巡する。忘れていた過去が甦り、私はある人物の写真を捜す旅に出るが、その直後、妻が忽然と姿を消してしまう──。瞬間の芸術「写真」に潜む“魔の一瞬”に囚われた男の晩節に降りかかる、数奇な出来事と境涯を描く、長編ミステリー小説。
ISBN:978-4-286-26120-1
定価:1,540円 (本体 1,400円)
発刊日:2026/01/15

電子版あり
【文庫NEO】探偵助手三吉菊野の青春 もうひとつのひまわり探偵局 下
濱岡稔
再会を果たしたミッチーとマム。二人は10年前に置き去りにした記憶と対面するため、再び寮に足を踏み入れた。女性教師の死の真相は? 20年前の女子学生の死とはどのような関係があるのか? 残されていた謎の記号が意味するものとは? 点と点が線になり、やがてひとつの答えが見えてくる──。巻末にはチャールズ・ディケンズ『エドウィン・ドルードの謎』をめぐる本格的論考を収録。
ISBN:978-4-286-27255-9
定価:792円 (本体 720円)
発刊日:2026/01/15

電子版あり
【文庫NEO】探偵助手三吉菊野の青春 もうひとつのひまわり探偵局 上
濱岡稔
探偵事務所で働く菊野は、一冊の本を手にしたことである記憶が呼び起こされる──。高2の夏、学校の夏合宿が行われた。その寮は10年前に女子学生が地下倉庫で亡くなったいわくつきの場所だった。夜になり俄かに辺りが騒がしくなる。引率の20代の女性教師の姿が見えないというのだ。ひまわり探偵局シリーズのスーパー助手“さんきち”こと三吉菊野の青春時代を描いた番外編ミステリ。
ISBN:978-4-286-27254-2
定価:770円 (本体 700円)
発刊日:2026/01/15