西果ての島から
障害のある四男と共に40年、
後に自ら障害者施設を作るまでを詩と句とエッセイに描く。
九州最西端の五島に生まれ育った女の半生を描く。障害を持つ子を含めての育児での奮闘や、両親の介護、自らの闘病など様々な労苦を重ねながら、やがて障害者施設をたちあげるなど、地元での社会的、文化的な活動をテーマに各誌に発表した詩と句とエッセイをまとめた一書。40年にわたる障害のある4男との暮らしの一方、作句や文章を書き続けてきたことが自らを支えたと語りかける。