奪われた未来
日航123便墜落事件から40年、遺族としての結論
「生きていた524人」が時の権力によって
「命」を断たれた事件である。それが最終結論。
信じがたい話として受け止められるであろうが、【日本航空123便の惨劇は、「520人が死んだ」事故ではなく、「生きていた524人」が時の権力によって「命」を断たれた事件である。それが、我が子たちがなぜ死なねばならなかったのかを調べ続けた末に、私が確信するに至った結論だ(「まえがき」より)】。遺族として40年間苦しみ抜き、調べ抜いた末のファイナル・アンサー。