商いの民
筆者が交流した、
商業・工業で身を立てる「商いの民」の行状を綴った民俗の記録。
「農業をやっている人を農家・農民と言います。漁業で身を立てている人を漁家・漁民と言います。商業や工業で生業的・家業的に身を立てている人を『商いの民』(商民)と呼びたいのです」(本書より)。 長年、商工会に勤務していた筆者が交流してきた、モノやサービスを売り買いすることを生業・家業として身を立てる人たち──「商いの民」の行状を綴った、民俗の記録。