こだませよ沖縄の叫び

久高清海 (くだかきよみ)

戦争と差別の記憶が交錯する沖縄の声。
痛みを超え未来を描く力強き作品集。

沖縄出身者が背負ってきた戦争や差別、移民の苦悩を掘り下げながら、命と平和の尊さを問いかける作品集。貧しさに直面しつつも互いを支え合う人々の姿から、大切にしてきた伝統や信念が浮かび上がる。記憶と現実が交錯する物語群を通して、見過ごされがちな声に耳を傾け、新たな未来を探るきっかけを提示する。基地の現実にも触れ、紡がれた痛みと希望の軌跡が、読み手を省察へ導く。

定価:1,430円 (本体 1,300円)

判型:四六並

ページ数:236

発刊日:2025/05/15

ISBN:978-4-286-26547-6

ジャンル:小説・エッセイ > エッセイ > 社会

著者プロフィール

1940年、横浜市鶴見区に生まれる。
沖縄出身の二世。
「沖縄民権の会」代表。
2013年〜2017年、川崎沖縄県人会副会長。
小中高校生に向けて特別授業を行う。
2015年より2017年、日本のみならず世界の沖縄県人会(92ヶ所)に呼びかけ、「米軍辺野古新基地建設反対」署名を行い、日本政府と米政府のオバマ大統領に送る。
冊子『沖縄民権』を本土と沖縄の交流を図るために発行している。

※この情報は、2025年5月時点のものです。

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