ネコと車椅子
考え方次第で幸せに生きやすくなる。
障害のある男性の生き方をネコ目線で語る小説。
ばりばりの仕事人間だった千幸は、プールでの事故により四肢麻痺となってしまう。動かない手足、変わり果てた生活。妻と息子に見守られながら、「家に帰りたい」という一心で懸命にリハビリに取り組む。退院後は在宅勤務を始め、新たな日常がスタート。そんな千幸に、いつも寄り添ってくれるのは飼い猫たちだった。千幸はふと思う。「ネコのように生きたい」。それが意味することとは…。







