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ヴェネチアを変えた猫ドドル
藤野紀朗
1930年代のイタリア・ヴェネチア。迷い猫のドドルは不思議な雰囲気を漂わせる少年フェリオと出会い、住みかを得る。やがてドドルは、片翼を失ったペリカンのマヴィーナや、ひねくれ猿のジャポー、野良犬たちと誠実に交流し、彼らと種族を超えた友情を築いていく。すべての命が育まれる共生の街を目指し、懸命に生きる動物たちの姿を描いた物語。
ISBN:978-4-286-28255-8
定価:660円 (本体 600円)
発刊日:2026/11/15

カナと人魚の鐘
新高なみ
じいじの才能を受けついだカナは、鋭い洞察力と推理力で、数々の不思議な事件を解決してきた。大学生になりロンドンに留学したカナは、夏休みを利用してアイルランドに滞在していたが、ある日突然、行方が分からなくなった。カナを慕う元「小さな名探偵」の青年カントは、カナを捜しに「妖精の国」アイルランドへ向かう──。読者を謎解きと妖精伝説へいざなうファンタジーノベル。
ISBN:978-4-286-27990-9
定価:1,980円 (本体 1,800円)
発刊日:2026/11/06

えらぶーと七つの夜の夢
舟津湊
夢先案内ぶた・えらぶーが、夢の中で決断に迷う人を導く『えらぶーと七つの夜の夢』。孤独な会社員コハルが魔法使いリリンと出会い、幸せの意味を知る『君がとなりにいるだけで、それはもう魔法』。居場所のない少年少女がSNSで絆を見つける『ひとりぼっち同盟の、聖なる夜』。動物をモチーフに、人と人とのつながりを描いた、心温まる3編の物語。
ISBN:978-4-286-28162-9
定価:550円 (本体 500円)
発刊日:2026/10/15

歴史探偵団「まほろば」 2
平田卓司
名古屋の喫茶店・まほろばを拠点とする歴史探偵団「まほろば」の面々は、いわくありげな古文書の暗号を解読した末に、かの「草薙剣」が秘匿されているという、三重県沖の孤島へと向かうことに。さらに、ヒロイン・二ノ宮樹季は、不思議なランプの力によって、邪馬台国、そして、世界遺産にも登録された飛鳥宮へとタイムスリップしてしまい…!?
ISBN:978-4-286-28119-3
定価:660円 (本体 600円)
発刊日:2026/10/15

義仲異譚
周舜
戦乱が夜叉を呼ぶのか、夜叉が争いを連れて来るのか……。「私と逃げておくれ。私を守ると言っておくれ」──見てはならぬ夢……。だが……今、目の前で起きていることは夢ではない……。「はっ、命をかけてお守りいたします」(本文抜粋)。トモエの妖しい魅力に惑わされる人の業の恐ろしさを描いた歴史幻想小説。夜叉が来る。真に恐ろしきは人か夜叉か──。
ISBN:978-4-286-28106-3
定価:1,210円 (本体 1,100円)
発刊日:2026/10/15

小説 巷談 「あんなこと こんなこと へんなこと」
西丘聖晴
戦後の大阪。人々は貧しくとも助け合い、懸命に生きていた。職場で「ハムちゃん」と呼ばれ慕われた西岡公子も、その一人だった。しかし結婚後は夫に尽くし続けながら報われず、病に倒れ、その生涯を閉じる。やがて彼女の魂は「ハム聖観世音菩薩」となり、悩みや苦しみを抱える人々を救う存在へと生まれ変わる。昭和の大阪を舞台にした人情話、人生の教訓、笑いあり、涙あり、怪異あり──現代の巷談集。
ISBN:978-4-286-27982-4
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2026/10/15

帰還
好郷えき
人の心を持つ蒸気機関車の「わたし」は、一か月の停職を終えた機関士ハリスとの再会を喜ぶ。だが、彼は機関助手へ降格され、運転台にはアンガスが立つ。クレーン車の事故で沿線が停電し、信号機や電気ベルが使えなくなる。ハリスは再び機関士に戻り、鉄道員たちの旗やランプの合図を頼りに、「わたし」とともに乗客を運ぶ。再び同じ機関室で走る一台と一人の姿を描く鉄道小説。
ISBN:978-4-286-27931-2
定価:550円 (本体 500円)
発刊日:2026/10/15

心からの贈り物
花村詩織
ある日市場で、不思議ないわれのある、大きな白い布を買った私は、いつの日にか、その布を刺繍で飾ることを目標に、刺繍の趣味にのめり込んでいく。その十数年後、事故に遭い、意識が戻らぬまま入院を続ける私は……。巻頭作『私の出会い〜巡り合わせに感謝を〜』を始め、様々な不思議との遭遇、他者との出会いを通じ、時を超えたつながりを手に入れる、5本の心温まる短編を収録。
ISBN:978-4-286-27880-3
定価:660円 (本体 600円)
発刊日:2026/09/15

王家の墓
koko
4000年前に滅びた王国──その墓の上に築かれた街で、考古学助教授アユミは運命に導かれるように古代の謎へ足を踏み入れる。胸のアザ、満月の夜に見る悪夢、母の不可解な死、そして謎めいた女性ナナ。やがて彼は、自らが王家の呪いと深く結び付いていることを知る。オカルト、ミステリー、恋愛が交錯し、前世の愛と宿命が蘇る幻想譚。恐怖と切なさが胸を締めつける異色ファンタジー。
ISBN:978-4-286-27767-7
定価:550円 (本体 500円)
発刊日:2026/08/15

カエルの恐竜─『ムー』
伊本漸
交通事故で意識を失った山田が目を覚ましたのは、生と死の狭間のような世界だった。そこでは“ムー”と呼ばれるカエルの恐竜が、人を“本当の死”へと導こうと襲いかかる。元の世界へ戻るためには、その恐竜の喉の牙を奪わなければならない──。仲間との出会い、命を賭けた戦い、そして託された「べっ甲のメダル」。帰還の先に待つのは、もう一つの謎だった。
ISBN:978-4-286-27787-5
定価:660円 (本体 600円)
発刊日:2026/07/15