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逃げる男 面倒くさい女
山口万喜子
長年の同居、義両親との折り合い、二人の娘の育児、家事を一手に担ってきた主人公が、階段の黄色いゴミ袋に象徴される日常の軋轢を起点に語る物語。蓄積された疲労や諦めがやがてうつや事故というかたちで噴出する様を率直に描き、夫の些細な変化や月一の懐石教室、短歌に託した表現が少しずつ再生の兆しを見せる。重さを抱えた日々の細部を丁寧にすくい取り、読む者の胸にじんわり届く。
ISBN:978-4-286-27229-0
定価:990円 (本体 900円)
発刊日:2025/12/15

初秋
高橋美帆
タガネソウ、ピンクのバラ、エノコログサなど、季節を想う文章。水道管やミシンなど日常のことをユニークに描写した言葉。その他、きょうだいのこと、趣味の登山のこと、などがやわらかく、しかし鋭い視点で紡がれる。人は誰もが年齢を重ねていくなかで、捨てていくものと、より精鋭になっていくものを抱えているのかもしれない。ゆっくり、ゆっくりの時間の中だから見えるものがある。
ISBN:978-4-286-27228-3
定価:1,100円 (本体 1,000円)
発刊日:2025/12/15

サクラダ・ファミリア
春山マユミ
自由でユニークな夫、悠介に振り回されつつも、なんだかんだとスリリングで笑いの絶えない日々を送ってきた桜田ファミリー。引っ越し、黒いアイツとの闘い、歯ブラシをめぐる騒動、横浜駅のスーパーでの出来事……著者の身の回りで起こったエピソードを中心に、人間味あふれる視点でユーモアたっぷりに描写するほか、職場の人間模様や転職・退職する人へのエールなども掲載したエッセイ集。
ISBN:978-4-286-27214-6
定価:1,100円 (本体 1,000円)
発刊日:2025/12/15

陽だまりの中で
山田広美
障害を持って生まれてきたと聞いた時、思いがけない知らせに戸惑い、涙に暮れた日もあった。けれど、孫が見せてくれる笑顔は、そのすべてを優しく包み込んでいった。祖母として彼にしてあげられることは何だろう? そう思いながら、重ねてきた季節のひとつひとつが宝物となる。そこにあるのは、決して特別ではない日常の尊さ。読む人の心をそっとあたためる物語。
ISBN:978-4-286-27212-2
定価:550円 (本体 500円)
発刊日:2025/12/15

夕焼け空と麦わら帽子
鶴舞子
父と過ごした夏の日の記憶、母から聞いた家族の物語、かけがえのない伴侶との出会い、そして終活を通して見つめ直した自分の人生。そこには懐かしさと新しい気づきがある。ハンデと闘いながらも夢をあきらめず、八十歳で初版を叶えた著者の言葉は、誰の心にもやさしく届く。寿命は誰にもわからない、だから精一杯生きる。人生を振り返りながら、未来へと歩む勇気を与えてくれる一冊。
ISBN:978-4-286-27176-7
定価:1,100円 (本体 1,000円)
発刊日:2025/12/15

羊さんと生きた日々
平田美沙子
パソコン通信のオフ会で出会った“羊さん”と同居し、やがて難しい脊髄の病で車椅子生活に。いったん別居してもSOSに応え連れ帰り、介護十三年。テーマパーク、空港の右往左往も笑い合い、八月の暑い日に敗血症で見送った。葬儀で家族に「父は幸せだった」と聞き、今は写真に手を合わせて暮らす。別れと日常を静かに記すエッセイ。介護の手すりが今も私を支える。
ISBN:978-4-286-27174-3
定価:550円 (本体 500円)
発刊日:2025/12/15

62年間、夫との思い出はたからもの
清水益女
私は夫を27年間自宅介護してきました。夫は令和6年91歳の誕生日を迎える前に他界しました。夫を亡くしたあと、これからは今までと違った人生を過ごすのだと思っていましたが、実際には夫の介護をしなくなったというだけで、何も変わることはありませんでした。介護する以前も含めると、たくさんの良い思い出があります。ここにその思い出たちを書こうと思います。(著者より)
ISBN:978-4-286-26883-5
定価:1,100円 (本体 1,000円)
発刊日:2025/12/15

想い出はボヘミアングラスの氷のよう
加畑耕人
人生もまた、プロジェクトである。計画があり、実行があり、思わぬトラブルもある。そして最後は仲間と杯を交わし、感想戦を楽しむ。旅、山、料理、酒、そして将棋。仕事と遊びを横断しながら、八十五年を超えて歩んできた著者のまなざしは、どこかおかしく、どこかあたたかい。「やわらかな遊び心」こそが最高のマネジメント──、そんなヒントが詰まった、人生を味わうエッセイ集。
ISBN:978-4-286-25887-4
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2025/12/15

ある予感
高沢閑
世の天災、人災を思いやっても非力の自分、これからの長くもない必然の道程を、背筋を正して見据えよう──そこには数多くの出会いと別れがあった。子どもも成人しそれぞれ家庭をもち、平穏無事に暮らしている。戦中・戦後、阪神・淡路大地震。昭和、平成、令和を、いつも笑顔で前向きに生きてきた著者の半生記。87歳になった著者が、今あらためて自身の人生を振り返る。
ISBN:978-4-286-27186-6
定価:1,210円 (本体 1,100円)
発刊日:2025/11/15

高齢者の一言
川上末三
1938年福島県の農家に生まれ、中学を卒業して、集団就職列車に乗って上京した。町工場で働きながら、夜学で高校、大学を卒業した。その後公務員となり検察庁で働いた。必死に生きてきたが、ごく平凡な人生だった。しかし子供を育て上げ、妻を看取り、東京の片隅で、ひっそりと平和に生きられている。そろそろ人生の店じまいの仕方を考え始めた高齢者の思いを忌憚なく綴ったエッセイ。
ISBN:978-4-286-26984-9
定価:550円 (本体 500円)
発刊日:2025/11/15