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魂となった私とハナさんの幸せのかたち
黒澤久美子
秩父の山で命を落とした発破技士の哲男。残された最愛の女性・ハナさんを守りたい一心で、彼の魂は神の力を借りて現世に留まる。言葉は届かずとも、猫、蜂、そして庭の柿の木へと姿を変え、不器用なまでにハナさんへ寄り添い続ける。たとえ形が変わろうと、通い合う心は決して離れない──。秩父の風土と神話の彩りの中で紡がれる、切なくも温かい奇跡の純愛ファンタジー。
ISBN:978-4-286-28264-0
定価:1,210円 (本体 1,100円)
発刊日:2026/11/15

BAR信長
宮乃ひかり
愛する人達を失い、孤独を抱えながらも明るく振る舞い生きてきた沙月──その目の前に突如現れた男の正体は、時空を越えて21世紀の京の街にやって来た織田信長だった!? 炎に巻かれる本能寺、帰蝶、蘭丸の運命は如何に!? そして現代に甦った信長に、愛の本願は成就するか否か!? 過去と現代を股にかけて繰り広げられる壮大なラブストーリー。
ISBN:978-4-286-27948-0
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2026/10/15

電子版あり
パーフィディア
塚本正明
奈良を舞台に、孤独な晩年を生きる元大学教授神山と、人生の岐路に立つカフェ店主の紗矢子との出会いを描く小説。自身の内に理想の紗矢子像を作り上げていく神山と、不惑を前にした紗矢子の「人並み」の幸福に揺れる心。マスク越しの眼差しに託された想いは、やがて愛と幻想、希望と喪失が交錯する切ないドラマへと変わっていく。「老いらくの恋」のひとつのかたちを示した新境地の一作。
ISBN:978-4-286-27983-1
定価:1,430円 (本体 1,300円)
発刊日:2026/09/15

運命の女性 紀子
白石醇平
還暦を過ぎ、天涯孤独の紀 純平は、ある夜、知り合いに誘われ、新宿で開催されるフラメンコのショーに赴く。そこで隣席に座った女性、片桐紀子との間に生じた些細なトラブルをきっかけに、気づけば純平は、彼女の自宅で夜を明かす羽目に陥る。そして翌朝、不測の事態が純平と紀子を強く結びつけることとなる……。偶然の出会いから始まる、遅咲きの純愛小説。
ISBN:978-4-286-27933-6
定価:550円 (本体 500円)
発刊日:2026/09/15

電子版あり
月の華
由南りさ
天体観測所で働く青年・安藤仁。連れられていった夜の店で出会った“レイナ”という女性は、昼の光が似合う、どこか孤独な人だった。星を語る男と、闇の中で生きる女。少しずつ心を通わせるふたりだったが、彼女には逃れられない過去と、夜の世界の影が迫っていた。「俺が君を守る」愛する人のため、青年は封じていた“もう一つの世界”へ足を踏み入れる…。
ISBN:978-4-286-27881-0
定価:770円 (本体 700円)
発刊日:2026/08/15

美幸のリニアな結婚
尾崎泰至
傷つくかもしれない。でも、後悔はしたくない。その勇気を出しての一歩が、恋と人生を動かす! 高校卒業後の夏。久保美幸は、坂本雅人に想いを告げる。だが、雅人も美幸がずっと好きだったが今は交際相手がいるという。すれ違う想いと、遅すぎた告白──。それでも、忘れられない。もう一度踏み出すか、それとも諦めるか。美幸が選んだ答えとは。恋は素敵と思える小説。
ISBN:978-4-286-27789-9
定価:660円 (本体 600円)
発刊日:2026/07/15

電子版あり
マフラーと娘
笹井勝利
17歳の春、知哉は恋に落ちた。何故老いてなお心騒ぐのか。疾うに消えたはずの、その人への思慕……。とある新聞記事が、穏やかな日々を過ごしていた知哉の目に留まる。そこに書かれていた初恋の女性の名前は、彼を覚醒させる導火線となった。たった一度の選択が、永遠の記憶になる。すれ違いの果てに残された、ひとつの純愛のかたちを描く余韻深い物語。
ISBN:978-4-286-27612-0
定価:1,100円 (本体 1,000円)
発刊日:2026/06/15

電子版あり
由良の門を
成井歌子
主人公の麻依子は、若き日、ドストエフスキーの『白痴』を読んで「私は後悔しない人生を送る!」と暴言をはく。神の逆鱗にふれた麻依子は神に後悔の海に投げ入れられ、神の意志により隆に救い上げられたと感じ、自分がそのことに気づくのを神は待っていたのだと考える。恋人との再会は、神の憐憫の情だったのか……。シニア世代に贈る究極のラブロマンス。
ISBN:978-4-286-27655-7
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2026/05/15

電子版あり
リンゴの木の下で
Milvo
昭和十七年、東京帝国大学に通う青年・安達卓也と、トランぺッターの恋人・芳恵。二人を結んだのは、ジャズの名曲「リンゴの木の下で」だった。やがて戦争は青年を学徒出陣へ、そして神風特攻隊へと追い立てる。出撃前夜に交わされた言葉、遺された日記と手紙。これは死を描く物語ではない。確かに生き、確かに愛した二人の“実話”である。
ISBN:978-4-286-27469-0
定価:1,210円 (本体 1,100円)
発刊日:2026/03/15

電子版あり
LOVE OF GR8
本木才
頁をめくるあなたの胸に、静かな余韻が降り積もる。誰かを想うことの喜びと、思うようにならない切なさ。言葉にならなかった感情や、選ばれなかった時間が、行間から滲み出す。これは特別な誰かの話ではない。泣いて、迷って、それでも前へ進もうとする姿が、読む人に問いかける。不安定で移ろいやすい女性の心と、そっと響き合う短編小説集である。
ISBN:978-4-286-27327-3
定価:660円 (本体 600円)
発刊日:2026/03/15