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瞼の母
清水純子
母ちゃんが早く迎えに来てくれますように。あさってには来ますように。しあさってまでには絶対に来てくれますように。どうか神様。もう絶対に、母ちゃんに口答えはしません。何でも言うことを聞きますから、あさってには来させてください。聡子の寿命が三年縮んでもかまいません──敗戦後の広島で、大衆演劇にのめり込む父との生活を模索しながら懸命に生きる母と娘の物語。
ISBN:978-4-286-25765-5
定価:1,210円 (本体 1,100円)
発刊日:2024/10/15
彼岸の家
森山寛
昭和から平成に変わる頃、新宿上落合で畳屋を営んでいた孝平と妻の志津は、三人の娘が嫁いで二人暮らし。孝平の提案で、娘たちは婿を連れて新年と初午、秋祭りに孝平の家に集まるのが長い間の慣例であった。やがて志津、そして孝平が年を重ねて徐々に衰えていき、時代の流れとともに、一家の姿は静かに変わっていく。新婚夫婦の日常を描いた『待つということ』を含む二編を収録。
ISBN:978-4-286-25764-8
定価:1,540円 (本体 1,400円)
発刊日:2024/10/15
ひな祭り
くどうてるこ
5人家族の末っ子・さおりは、家族と一緒に「ひな祭り」のひな人形を飾ってご機嫌です。ところがこの人形、なんだか生きて動いてるみたい!? お兄ちゃんたちに「人形が生きているわけないだろう」と言われたさおりが、夜中にこっそりおひな様の飾られている部屋をのぞくと……? 幼い少女が出会った、ちょっぴり不思議で、とっても素敵なおひな様の秘密とは!?
ISBN:978-4-286-25747-1
定価:660円 (本体 600円)
発刊日:2024/10/15
とある女との過去
田中耕一
どこですれ違ったのか、なにを間違ったのか──。「私の人生をメチャメチャにしたくせに……!」再会もできず、後悔と想いを抱え続けた男のモノローグ。「あなたは気が付いているでしょうか。この手紙の中で私は、あなたに関しては一度も“愛”という言葉を使ってはいないことを。……私はあなたに直接、この言葉を口に出して伝えることができなかったからです」(本文より)
ISBN:978-4-286-25712-9
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2024/10/15
コンドルは翔んでいる
大塚徹
1899年(明治32年)に始まった移民政策でペルーに渡った日本人が数多くいる。日本から遠く離れた異国の地で日本人達がどのように生活をしたのか。ペルーを舞台にしたこの物語はその歴史や実態を踏まえつつ、主人公である快男児チコの成長とルーツ探し、そして彼を取り巻く人々の人間ドラマが描かれている。南米に深い縁のある著者によるペルーの描写は臨場感たっぷり。
ISBN:978-4-286-25711-2
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2024/10/15
人形
石兼章
水──静寂の中で空を映し、周囲の風景を整え、心を落ち着かせる。しかしその深奥には何かが潜んでいるのかもしれない。「離れた溝に黒い頭がのぞいている。急いで側に行き、目を見張った。それは見事な振り袖を着た人形で、長い髪に包まれた顔は美しく、大きな目で海を見ていた」(『人形』より)。うつろう水の姿に人間の想いを映し出した水辺の小説5篇。
ISBN:978-4-286-25707-5
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2024/10/15
茜雲タペストリー
原一実
トイレを汚す夫の問題をどう解決するか悩む夫婦、犬に鼻をかじられた男と女の奇妙な関係、メンバーの一人に突然脱退宣言されてその代わりを探すことになったおやじバンド。……それぞれにひと癖あるミドルエイジたちが奇妙な繋がりで結びついてゆく。前作『青空チェイサー』の後日譚もからんでくる物語は、運命のいたずらなのか、それとも……。ユーモアあふれる文章で紡ぎだす第二弾。
ISBN:978-4-286-25705-1
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2024/10/15
診療所の大事件
山口晄
命と健康を守るために日々奮闘すべき、神聖な職業であるはずの「医師」の中に紛れ込んだ、仲尾琢磨医師による数々の奇怪な「大事件」。そんな医師がいるとも知らずに、診療所に赴任した山口アキラ医師が事件解決に奔走する、あまりにも「喜劇的」な物語。医療業界の「アナザーフェイス」。偏差値の高い医師が、必ずしも「有能で親切な医師」というわけではないことが分かります。
ISBN:978-4-286-25695-5
定価:1,540円 (本体 1,400円)
発刊日:2024/10/15
飛来美兎短編集
飛来美兎
街をさまよう青年が、橋の上で女性と出会い、彼女のおせっかいに閉口する『橋の上』、砂漠を越える旅人が廃墟で出会った老人に、その土地で起きた事件の話を聞く『城跡』、若者が訪れた旧家で、奇妙な一夜を体験する『昼と夜のはざまで』。古い屋敷の崩壊、自由を求める旅人、仄かに匂う悪徳と死……リフレインされるモチーフが心に響く、琢磨の作品集。
ISBN:978-4-286-25689-4
定価:660円 (本体 600円)
発刊日:2024/10/15
橈ポン骨と空の青
かたら
日常に潜むささやかな感情にスポットをあてた短編集。よく見る不思議な夢と祖父との関係は…? 厳格で嘘の嫌いな祖父は、実は戦時中…『巡り廻る』。定食屋の女の子・瞳はよく似顔絵を描いていた。その絵にはその人の心が映し出されていて…『似顔絵屋さん』ほか、表題作の『橈ポン骨と空の青』『人情洗濯機』『トゥシューズ』『箱』『もの』『夫婦』『ケセラセラ』などを収録。
ISBN:978-4-286-25688-7
定価:550円 (本体 500円)
発刊日:2024/10/15