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小説神楽坂
ほそやまこと
学生運動が激化していた時代、私立大学に通う「ボク」はノンポリのモラトリアムを謳歌していた。そんな中で年上の女優の美月と知り合い、神楽坂で暮らすようになる……戻らない遠い青春の日々を振り返る表題作のほか、水槽内で完璧な循環型世界を構築する方法を明かした「模擬世界のはなし」など、リアルの中にファンタジックな世界観を感じさせる全4編。
ISBN:978-4-286-26888-0
定価:1,210円 (本体 1,100円)
発刊日:2025/07/15
巫女舞のフィロソフィー
二階堂進
一郎はある時、自分がカッパだと知ることになる。一郎はトンボと語り合いながら、自己を超えた時間の制限のない世界を自覚するようになる。それはこれまでになかった、一郎にとって新たな人生の始まりのような気がした。そんな一郎に、妻が衝撃的な話を始めた。「隠し事があるの。今、告白するわ」……仰天かつ深い納得の結末。自己という存在をユニークな物語を通して問う。
ISBN:978-4-286-26730-2
定価:1,100円 (本体 1,000円)
発刊日:2025/07/15
過去が追いかけてくる
野木久
歳を重ねると誰もが過去に思いを馳せるようになります。人生の岐路で下した決断の後悔、別れた異性への秘めた思い、屈託のない青春時代の思い出などが脳裏を過ります。そんな過去と向き合い、残り少ない人生に向かって力強く一歩を踏み出そうとする主人公。“心に染みる短編集”です。若い人にもこの気持ち、分かる日が来るはずです……。
ISBN:978-4-286-26695-4
定価:1,540円 (本体 1,400円)
発刊日:2025/07/15
ふるさと
渡辺朱夢
昭和32年夏。自然豊かな港町に暮らす小学5年生の洋一は、近所に住む仲間たちと海や川で遊ぶ毎日。虫捕りに魚釣り、浜辺での貝探し。雲の流れから天気を読み、太陽が昇る位置で時間を予測し、潮の満ち引きにあわせて遊び、自ら釣り上げた海の幸が食卓に並ぶ。時々危険を伴うこともあったが、まさに自然と共に生きていた。著者が過ごした「ふるさと」の情景を丹念に描いた物語。
ISBN:978-4-286-26682-4
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2025/07/15
べビーズ・イン・カー
石井成孝
「ハルはなんで音楽やっているの?」「俺は…」高校生のハルは、同級生のヒロに誘われてバンドを始める。仲間たちとの曲作り。初めてのライブでの高揚。卒業後も活動を続けるハルだが、メンバーは脱退し、グループは解散する。それでも、ハルは音を奏でるのは止めない。そう、音楽は自由だから。青春の葛藤と音楽への情熱が交錯する熱い物語。
ISBN:978-4-286-26672-5
定価:770円 (本体 700円)
発刊日:2025/07/15
左遷
黒川誠
突然の構造改革で「左遷候補」となった53歳支店長・池田。雀荘で情報を握り合う盟友たちと社長の腰巾着と化した裏切り者──信頼と野望が交錯する濃密な組織の迷宮で、彼は仲間と共に再起の光を探す。出向・降格・リストラ……。熟年キャリアの岐路を緻密に描く痛烈かつ渾身のビジネス小説。左遷は終わりではない、人生後半戦の底力と友情を熱く問う。
ISBN:978-4-286-26657-2
定価:770円 (本体 700円)
発刊日:2025/07/15
昭和を生きる
加藤八八
戦争でおびただしい人命、国富、工場を失った日本は、復興が急がれた。間もなくミシンの会社が設立され、復興のさきがけとなって、戦後初の国産ミシンを製造する。この会社の社員第1号となった小川昭八は、物作りに情熱を燃やし、波乱万丈の昭和時代を駆け抜けていく。昭和一桁生まれの筆者が「昭和」を俯瞰し、時代の息吹きを綴った終活の一作。
ISBN:978-4-286-26651-0
定価:1,540円 (本体 1,400円)
発刊日:2025/07/15
鎌近
潮田了二
美術館に転勤となった事務員の潮田。初仕事となる「ドイツ表現派展」の開幕は、着任の5日後に迫っていた──。1984年から1986年にかけての神奈川県立近代美術館(鎌近)での展覧会準備や運営、職員の日常を、主人公・潮田了二の視点で描く。展覧会の盛況と個人の葛藤、成長が交錯し、来館者にとっては静謐な美術館の舞台裏、リアルな現場の様子と人間模様が描かれる。
ISBN:978-4-286-26614-5
定価:1,540円 (本体 1,400円)
発刊日:2025/07/15
老婆の休日、真実の口
Minha Saudade
人生のご褒美は出会いと発見(「お悔やみ欄」)。老人たちが暮らす施設は小説の世界(「施設生活・悲喜こもごも」)。祖先が遠い世界から見守っていることを実感(「奇石」)。生きることは悲しみに支えられている(「ブルー・フィクサチーフ」)。老いていく過程で夫婦が納得の世界を見つけていく(「滲むシャボン玉」)。老いることの実態が淡々と描かれる味わい深い5篇の小説。
ISBN:978-4-286-26611-4
定価:1,100円 (本体 1,000円)
発刊日:2025/07/15
遡上
だんぷてぃ・ダイ
その川を遡るのは一組のバカップル、貴族風の老夫婦、釣り人、仲の良い母娘、そして謎の逃亡者。川上への道を辿る中、一枚ずつフェイクが剥がれていく。行き着いたダムで彼らを待っていたのは……終わらぬ因果はいつまで巡り続けるのか。戯曲から生みだされた、多次元舞台に惹き込む新手法の小説。人の罪。自然の理不尽。流れに抗い遡り、その行き着く先は…。
ISBN:978-4-286-26594-0
定価:990円 (本体 900円)
発刊日:2025/07/15