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【文庫】あの日、松の廊下で
白蔵盈太
旗本・梶川与惣兵衛は、「あの日」もいつもどおり仕事をしていた。赤穂浪士が討ち入りを果たした、世にいう「忠臣蔵」の発端となった松の廊下刃傷事件が起きた日である。目撃者、そして浅野内匠頭と吉良上野介の間に割って入った人物として、彼はどんな想いを抱えていたのか。江戸城という大組織に勤める一人の侍の悲哀を、軽妙な筆致で描いた物語。第3回歴史文芸賞最優秀賞受賞作品。
ISBN:978-4-286-22485-5
定価:748円 (本体 680円)
発刊日:2021/04/15
城の月
悠木一雅
名曲「荒城の月」で知られる大分県竹田市の岡城。かつての城主・志賀親次は、豊後に壮大な吉利支丹王国を築いた大友宗麟の臣下で、侍女に啓発されて敬虔なキリスト教徒となる。しかし、大友家が宗麟の息子の代となり衰退を始めると、乱世の闘いに巻き込まれ、ついに主家を失ってしまう。しかし「儂はどこにいても、基督教を守っていく所存である」と強い信念を持ち続けたのだった。
ISBN:978-4-286-22565-4
定価:660円 (本体 600円)
発刊日:2021/04/15
千載の軛
河田純男
明治初期、わが国の医療がまたたく間に漢方医学から西洋医学に変容し、発展していく、その大きな原動力となった、アルブレヒト・フォン・ローレツ。ウィーンで生まれ、明治7年、日本政府の招聘により来日。愛知公立病院、金沢医学校、山形県公立病院済生館などで教鞭に立ち、後藤新平などの著名な学者を輩出し、ドイツ医学の普及に携わった彼の人生を丁寧に辿った小説。
ISBN:978-4-286-22518-0
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2021/04/15
鳶の以蔵
行久彬
町火消しも請け負っている鳶職、深川・立花屋の頭の久蔵と孫の以蔵の物語。火事だけでなく、町での揉め事にも人肌脱いでいた祖父・久蔵の姿を見てきた以蔵も、一人前の鳶頭となり、町のため人のためにと奔走しながら、やがて大きな夢を持つようになる……。様々な人が集い暮らす、人情の町・深川を舞台にした本格時代小説。「以蔵、お前ェは鳶を超えて遂に鷹になっちまったな」。
ISBN:978-4-286-22509-8
定価:880円 (本体 800円)
発刊日:2021/04/15
くちなしの志士
松崎紀之介
福岡県在住の著者が、地元の偉人の崇高なる生き様を広く世に知らしめるべく、ついに完成させた渾身の歴史小説。あなたは知っていますか? 坂本龍馬よりも先に「薩長同盟」に動いた若者が、久留米藩にいたことを。歴史に葬られた淵上郁太郎という久留米藩士にスポットをあてた知られざる幕末。歴史は生き残った者たちによって変えられる。まさに「死人にくちなし……」。
ISBN:978-4-286-22244-8
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2021/03/15
小説・近江天保百姓一揆
大谷芳孝
天保の烈政のなか、重税のための検地の不正を問うた「近江天保百姓一揆」。その中心的先導者、三上村の庄屋・土川平兵衛、幕閣の権力を笠に着て、不正な見分を行う・市野茂三郎、平兵衛を支援し、後を託された・藤三郎。それぞれの立場から封建時代の終焉に大きく作用した闘争の顛末を記した歴史小説。わしら庄屋たちの不退転の決意が百姓を動かす──。
ISBN:978-4-286-22317-9
定価:770円 (本体 700円)
発刊日:2021/02/15
和算の道を切り拓いた男 和算の大家 関孝和の生涯──生い立ちと旅立ちの記
心身進化
「和算」生みの親・関孝和シリーズ待望の第一巻、ついに復刊! 御家人の家に生まれながらも両親を病で失い養子に……。突然の不幸におそわれた幼年期と運命の分かれ道となる少年期。「……わしの見るところ、貴殿のご子息は算術の天賦の才を賦与されているように見受けられる」(本文より)。のちに「算聖」と呼ばれた男はこうして生まれた。
ISBN:978-4-286-22276-9
定価:880円 (本体 800円)
発刊日:2021/02/15
傾城異聞
中村円香
「これは天啓かもしれない」政治の中枢にいた心弱き男と哀れな女が出会ったとき、破滅への歯車は静かに回りはじめる。国を滅亡へと導いた女が、真に望んだこととは……。天変地異が続き、周王室に崩壊の足音が近づきつつある頃、凡庸な周王宮涅(後の幽王)は早朝の庭で、声も出さずに涙を流す一人の宮女に目をとめる──。周王室を破滅に導いたとされる宮女を主人公にした歴史物語。
ISBN:978-4-286-22218-9
定価:660円 (本体 600円)
発刊日:2021/02/15
祭囃子 荒磯観音の旅路(一)
盛山俊一郎
神仏分離騒動、市井における自由民権運動、被差別民の問題を三本の軸として、明治と云う時代を生きた庶民の姿を描いた歴史小説。明治新政府が次々と打ち出す新たな政策によって渦巻く、時代の激流に翻弄される底辺の人々、とくに神仏分離令によるトラブルで村から出奔した男女と僧、被差別民の母と娘にスポットを当て、知られざる明治の群像の赤裸々な姿が描かれている。
ISBN:978-4-286-20851-0
定価:770円 (本体 700円)
発刊日:2021/02/15
THE GRASSHOPPER
喜佐久
戦国を駆けぬけた名将。沈黙を破り、表舞台に降臨! 毛利勢に城を落とされた名将綱典は、側近の竜と虎助に妻・お市と三才の息子・歌右衛門を託し京の叔父の城まで逃すよう命じた。目的地ももう少しという時、一行は休憩を取り、歌右衛門は川で溺れているバッタを救う。城はもう目の前という時、300騎もの敵が姿を現す……。シカタシヨミ氏のイラストが物語を彩る、時代小説。
ISBN:978-4-286-22341-4
定価:550円 (本体 500円)
発刊日:2021/02/01