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凡夫と酒乱
泥舟
平時はとても優しかったが、酒癖の悪い父に、少年時代は絶えず怯えていた。家族の絆は強かったものの、父の事業は次第に傾き始め、父の酒癖は一層激しさを増した。そんな時の長男の裏切り。逆境の中、筆者・登や弟・穣はやがて武道に活路を見出す。そして地域の子供たちへの空手振興を志すことになる──。後継を育て上げ、安寧を得た今だから振り返れる家族のヒストリー。
ISBN:978-4-286-27903-9
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2026/10/15

おくりもの
真理子
口蓋裂による言語障害と向き合いながら歩んできた著者が、家族や友人、恩師との出会いを振り返りながら綴る自伝的エッセイ。「障害者に産んでかわいそうなことをした」という誤解を解くために書き始めた『母への手紙』から始まり、自身の障害受容や心の変化、家族との和解を見つめ直す。障害者と健常者、異なる者同士が理解し合い、心の平和へ向かう道を温かな言葉で描いた一冊。
ISBN:978-4-286-27894-0
定価:1,760円 (本体 1,600円)
発刊日:2026/10/10

波音に、噓を溶かして
七海結梨
北海道に生まれた私は、早くに母を亡くしつつも、祖母の惜しみない愛を受けて育ち、若くして結婚。その後、様々な事情から、二度の再婚をした私は、計七人の子に恵まれる。しかし、子どもたちの成長の過程では、様々な不測の事態が起こり、やがて子どもたちを守るために、私は重大な決断を下す……。家族に惜しみない愛を注ぎつつ、波乱の人生を乗り越えてきた著者の、渾身の自叙伝。
ISBN:978-4-286-27996-1
定価:660円 (本体 600円)
発刊日:2026/09/15

妹
伊集院淑
妹への愛情と戸惑い、家族への複雑な思い、そして精神疾患との長い闘い──。鹿児島から屋久島、東京、アメリカへと歩んだ妹の人生を軸に、一人の女性が見つめ続けた家族の歴史を綴る。宗教との出会い、教育現場での挫折、入院生活の苦悩と再生。時に厳しく、時に温かいまなざしで描かれた、姉妹の絆と人生の記録。読む者に家族とは何か、生きるとは何かを問いかける感動の回想録。
ISBN:978-4-286-27816-2
定価:1,100円 (本体 1,000円)
発刊日:2026/09/15

轍を刻む
川原千尋
大ヒットとなった映画『国宝』のロケ地として出石永楽館が脚光を浴び、注目されることとなった兵庫県出石町。「但馬の小京都」と呼ばれ、西日本屈指のそば処として知られるようになった。小皿に分けて供する独特の様式の“出石そば”は名物となり、限られた一角に四十軒前後ものそば店が軒を連ねている。その地で、手打ち、手ごま切りにこだわり、創業60年を迎えた「そば庄」二代目の自伝。
ISBN:978-4-286-27645-8
定価:1,430円 (本体 1,300円)
発刊日:2026/09/15

電子版あり
Silk Thread
桜梅桃李
出生の秘密、宗教二世としての苦悩、虐待、イジメ、シングルマザー、親の介護、大病、ついには自身が要介護になってしまう……。波乱万丈というありきたりな表現には収まり切らない、過酷な生活に揉まれながら、日々を大切に生きてきた証を刻む──。読後には優しく力強く励ましてもらったような気持ちになる。50代女性による濃密で読み応えのある渾身の自伝的小説。
ISBN:978-4-286-27833-9
定価:1,430円 (本体 1,300円)
発刊日:2026/08/30

娘への詫び状
坂元和子
貧しい幼年期、両親との確執の中で孤独感を抱えながら育った。高校卒業後、関西で就職し、夫と出会い結婚。しかし夫の暴言と虚言癖、長女の先天性心疾患、経済的不安などで、一時は自殺まで考えるようになるまで追い詰められる。それでも娘への愛情から家庭を立て直し、穏やかな老後を過ごそうとするが、あの夜の姉の言葉が今でも心を過ぎり……。壮絶な半生を綴る私小説。
ISBN:978-4-286-27868-1
定価:660円 (本体 600円)
発刊日:2026/08/15

電子版あり
希望峰
藤田卓也
幼少期の思い出、教育熱心な母と複雑な父との家族関係、本や音楽に没頭した青春時代、受験や大学生活での挫折、統合失調症との向き合い、実らなかった恋愛や人との出会いを振り返りながら、自身の人生を見つめ直します。数々の後悔や苦難を経験しながらも、故郷さいたまの豊かな自然と日本への愛着を支えに生きてきた著者が、人生の意味や希望を静かに問いかける一冊。
ISBN:978-4-286-27846-9
定価:550円 (本体 500円)
発刊日:2026/08/15

電子版あり
父
小林紬
著者は自分本位な母と暴力的な兄から虐げられていたが、父はいつも優しかった。23歳の時、その父が自死。その後、著者は結婚して家を出て、子育てを通して少しずつ自分の人生を取り戻していく。自らの境遇を反面教師として子育てに活かすと、二人の息子たちは自らの意志で私立中学受験を決意、やがて京都大学へ進んだ。悩みや迷い、涙の日々を経て、幸せと言える今がある。一女性の半生記。
ISBN:978-4-286-27830-8
定価:1,100円 (本体 1,000円)
発刊日:2026/08/15

電子版あり
幸福な女性の生き方
英未來
人は思っているようになっていくものなのである。常に良いイメージを持たなければならない。「もし学校に行かなかったとしても、この子には素晴らしい能力がある。それが花開く日は必ず来る、私はそう信じていました」。在日韓国人二世として生まれ、困難に見舞われながらも、子どもたちに英才教育を施し、不登校だった息子が東大に合格。周囲に流されることなく凛と生きる女性の半生記。
ISBN:978-4-286-27453-9
定価:1,210円 (本体 1,100円)
発刊日:2026/08/15