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最後の贈り物
采門
10年ぶりの再会以来、“あなた”はたくさんの贈り物をしてくれた。最初はお茶へのお誘い、それからたくさんの手紙、そして未来への道……。山陰の田舎町でさまざまなしがらみを抱えながら、手の届かない夢ばかり追いかけていた私を、幸せへと導いてくれた“あなた”。多くの障壁を乗り越えて結ばれた“あなた”との50年の日々を、愛と感謝を込めて綴る夫婦の半生記。
ISBN:978-4-286-25588-0
定価:1,210円 (本体 1,100円)
発刊日:2024/08/15
月のごとく
木緒奈入斗
波乱に満ちた人生の始まりは、両親の離婚だった。祖父母との慣れない暮らし、転校先でのいじめ……「人に負けない強い人間になろう」と人生の舵を切った。義母との関係、高校の応援団での仲間達、少し危ない警備のバイト先で出会った人々。みんな「私」という人間を研磨するかのように磨き育ててくれた。しかしコネ入社で入った会社で任された仕事は……。裏街道を歩き続けた男の半生。
ISBN:978-4-286-25554-5
定価:550円 (本体 500円)
発刊日:2024/08/15
やたがらすと呼ばれた男
早坂好史
「私は今日までの65年間、盗聴され、尾行されていました」──衝撃の告白から始まる数奇な人生を詳らかにした半生記。今後は他人事ではない! AI機器による総監視社会への警鐘。「今後は、24時間365日、盗聴されて、尾行されて、手紙もすべて読まれてしまうでしょう。……私でも何かできないかと考えて、この本を命がけで書きました」(「おわりに」抜粋)
ISBN:978-4-286-25542-2
定価:1,100円 (本体 1,000円)
発刊日:2024/08/15
誰か故郷を思わざる
成宮恵津子
琵琶湖畔の町で暮らしてきた、ある一家の物語。悦子は、長兄、次兄、弟らと旧満州へのツアーに参加した。かつて、一家はかの地で暮らしていたのだ。悦子が六ヶ月の時に終戦を迎え、満州から引き揚げた一家は、琵琶湖湖畔の町に住み始めた。父母、兄弟のこと、学校のこと、子どもたちの遊び、お祭りなど、残し伝えたい原風景、そして、悦子たちのその後の人生などを描く。
ISBN:978-4-286-25480-7
定価:1,210円 (本体 1,100円)
発刊日:2024/08/15
青い空を、青い海を、永遠に
深町陸夫
陸夫は、自分は生き残ったというより、生き残されたという感覚でいる。生き残されたからには、人々の役に立つことをしなければいけないと、必死で働いてきた。世界の平和のために、自分にできることを必死でやらなければいけないと思っていた。(本文より)──13歳のときに被爆。のちに技術者となり、開発した緊急遮断弁が福島第一原発で使われるようになる。93歳になる今、その人生を書き記す。
ISBN:978-4-286-25253-7
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2024/08/15
戦争と平和への想像力を掻き立てられて
長岡穗積
旧制中学二年生となった八月九日、勤労動員された工場からの帰宅途中だった……。被爆体験とは何だったのか、後世にどう伝えていけばよいのか、平和創造に必要なこととは──。止まらぬ戦火に警鐘を鳴らす一冊。「それから約80年。誰が、どうして、軍隊や軍備をするのが当たり前のような政治が行われるような日本にしたのか」(あとがきより)
ISBN:978-4-286-25523-1
定価:1,540円 (本体 1,400円)
発刊日:2024/08/09
POD書籍
八十四歳の愛しい灯
林栄子
看護師を志した清廉な決意、ナイチンゲールの精神が愛の灯として若い世代に受け継がれる感動。夢を抱いて看護師になったものの理想と現実の乖離に悩み、命を左右する現場で深く苦悩する。しかし、その後よどんだ疑念は霧が晴れるように消え、色あせた光景が再び光を帯びて自信となる経験をふまえ、八十を超えても重い体験を心に残す自分史作品。
ISBN:978-4-286-30109-9
定価:2,310円 (本体 2,100円)
発刊日:2024/08/01
昭和、平成、令和を生きて
平野俊治
1931(昭和6)年生まれの、三つの時代を生きてきた男性の歩んだ道のり、そして日本社会の移り変わりを書き残す。1931(昭和6)年に長野県北部の農村で生まれた男性が、人生を振り返る。父母、兄弟、生家のこと、戦前・戦中・戦後の学校、暮らしのこと。県庁へ就職し、自治省に転じてからは、転勤を繰り返した仕事のこと。昭和、平成、令和を生きてきたある男性の記録。
ISBN:978-4-286-24594-2
定価:770円 (本体 700円)
発刊日:2024/07/15
電子版あり
私母伝
名取孝
医師として訪問診療に尽力する著者が、自らも人生の後半を迎え、自らの人生と母について振り返る。「貧しくても、背筋を伸ばし、品格を保ち行動に気をつけよ」という母の教えは、筆者の人生の指針となった。父が早逝したため女手一つで自分を育ててくれた母は、やがて再婚のため著者と別れることになるが……。母の遺した短歌を交えながら、20年の歳月をかけて丹念に紡いだ自伝。
ISBN:978-4-286-25519-4
定価:1,100円 (本体 1,000円)
発刊日:2024/07/15
電子版あり
私の「人生の扉」
アミール喜代子
竹内まりやの歌「人生の扉」を聴き、まるで自分自身のことが歌われているようだと感動した70歳を超えたある女性が、自分はこれまで何をしてきたのか、これから何をしたいのかと、自分の半生を振り返る自伝。人生の年代に合わせて、「十有五にして学に志す」「三十にして立つ」などの孔子の言葉(扉)が散りばめられる。あなたの人生の節目、節目には、どんな「人生の扉」がありますか?
ISBN:978-4-286-25495-1
定価:990円 (本体 900円)
発刊日:2024/07/15